2014年11月29日

フェルマーの最終定理

ジャンプかマガジンの能力バトル系漫画にでも出てきそうな単語だが、列記とした数学の用語である。
内容は以下のとおり


x
n+yn=zn 
n≧3 のとき上記を満たす0でない自然数X,Y,Zの組み合わせが存在しない。


というものである。 これは17世紀の数学者フェルマー(本業は弁護士)が、本の余白に書き込んだ一文からきている。フェルマーは古代ギリシャの数学者が書いた「算術」という本に、思いついた定理や予想を本の余白に書き込んでいた。その定理・予想は後の数学者によって、証明または否定されたが、この定理だけは20世紀になっても誰も証明も否定もできなかった。そのため、この定理は「フェルマーの最終定理」と呼ばれるようになった。

この定理の横には「この定理に関して、私は真に驚くべき証明を見つけたが、この余白はそれを書くには狭すぎる」という、挑発的な一文が残されていたそうだ。

また、数学の世界には 多くの未解決な問題がある。それらの大半は、まずそもそも問題の内容を理解することが一般人には難しい。それらに対しこの定理は、中学生レベルの義務教育を受けたならば理解できる内容だった。

挑発的な文章と、誰でもわかる 内容。この二つは、プロ・アマ問わず、多くの数学者たちをひきつけた。そして1995年、フェルマーの最終定理に魅せられ数学者となったワイルズ博士により、完全証明されることとなる。実に感動的なストーリーだ。まぁ、結局証明には高度な数学の知識が必要だったわけだが。


俺もノートの切れ端に謎めいた言葉と挑発を書いておいたら、なにか感動的なストーリーが巻き起こらないだろうか。


ここまで書いておいてなんだが、特に落ちが思いつかなかったので終わり。仕事もこれくらいののりで終わらせたい。








aocaoc at 17:40│コメント(0)雑記 

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